鬼滅の刃【蝶屋敷】解説！当主は胡蝶姉妹とカナヲ。神崎アオイも

鬼滅の刃に登場する蝶屋敷の当主である胡蝶カナエ・胡蝶しのぶ・栗花落カナヲについて紹介します。

さらに治療所や訓練所、そして孤児院という蝶屋敷内の施設とシステムについても紹介しますよ。

そして蝶屋敷にて医療や訓練に従事する神崎アオイと寺内きよ・中原すみ・高田なほについても紹介しますね！

蝶屋敷（ちょうやしき）について

[蝶屋敷に住む無数の蝶イメージ]

負傷した鬼殺隊士のための施設として開放されている蟲柱 胡蝶しのぶの私邸の庭にはたくさんの蝶が飛び回っている。

当主は胡蝶しのぶ。先代は姉の胡蝶カナエ。

カナエは17歳のときに十二鬼月・上弦の弐(2)の童磨(どうま)と闘いで命を落とす。

姉のカナエの殉職によって、しのぶは14歳のときに蝶屋敷を受け継いだ。

蝶屋敷の敷地は広く庭の中には山もあり、初代当主の花柱が植樹したと言われる桜は必勝と名付けられ、開花の時期には桃色の花が咲き乱れ館の長い歴史を物語っている。

蝶屋敷の治療所について

[蝶屋敷の治療室イメージ]
出典 https://gipsypapa.exblog.jp

蝶屋敷の治療所は診察室・病床・器具・薬を備えていて鬼の討伐任務で負傷した鬼殺隊士を収容して治療をおこないます。

蝶屋敷の治療所では胡蝶しのぶが診療をする

[蝶屋敷の治療室イメージ]
出典 https://gipsypapa.exblog.jp

蝶屋敷の治療所で診療をする胡蝶しのぶは医者の免許はもっていないが、医学と薬学に精通していて、さらには鬼を専門とした優秀な研究者なので医師の役割を果たすことができます。

胡蝶しのぶは鬼の毒をも分解し、血鬼術を治療をする名医なんですよ。

薬学に精通している理由は亡くなった両親が薬剤師だったからです。
【胡蝶しのぶの両親について 鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録 鬼殺隊報号外 86ページ】

蝶屋敷の訓練所について

[蝶屋敷イメージ]
出典 https://gipsypapa.exblog.jp

蝶屋敷の訓練所は機能回復訓練をおこなう施設

竈門 炭治郎(かまど たんじろう)・我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)・嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)のマッサージをしたのは寺内きよ・中原すみ・高田なほ。

反射訓練と全身訓練は栗花落カナヲ(つゆり かなを)と神崎アオイが指導した。

炭治郎は蝶屋敷の訓練所で『全集中の呼吸 常中』を教わる

全集中の呼吸 常中の鍛錬は柱になる為の入り口と言われ柱に要求される高度な戦闘技能のこと。

栗花落カナヲの身体能力は高く訓練は模擬戦闘のように激しく炭治郎・善逸・伊之助は反射訓練と全身訓練の競技で勝つことができなった。

カナヲに競技で勝つことを目標にして鍛錬を続ける炭治郎に胡蝶しのぶは『全集中の呼吸 常中』を教えます。

『全集中の呼吸 常中』は柱となる者に要求される高度な能力なのですが胡蝶しのぶはその事実を隠し「鬼殺隊士にとって基本的な能力」と偽(いつわ)って教えたのは炭治郎の身体能力の高さを認めていたから。

さらに強くなることを求める炭治郎をサポートする上官としての思いやりだったのです。

全集中の呼吸とは？

全集中の呼吸は極限まで心肺能力を高め大量の酸素を血中に取り込むことで強制的に戦闘能力を高める呼吸法だ。

すべての鬼殺隊士に要求される基本的な能力であり鬼を討伐(とうばつ)するには必須条件ともいえる技能

炭治郎の兄弟子の真菰(まこも)は全集中の呼吸の体得(たいとく)する方法は「死ぬほど鍛える。結局それ以外できることはないと思うよ」と伝えている

【真菰(まこも)は炭治郎の兄弟子の女の子で鬼滅の刃 1巻に登場する。鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)が育てた鬼殺隊の候補生だが最終試験で手鬼(ておに)殺されてしまう。炭治郎の前に霊体であらわれ剣の指導をした】

【鱗滝左近次は炭治郎・錆兎(さびと)・真菰(まこも)・冨岡 義勇(とみおか ぎゆう)の育手】

蝶屋敷 施設の機能３　孤児院

[蝶屋敷イメージ]
出典 https://gipsypapa.exblog.jp

鬼殺隊士は親兄弟を鬼にうばわれている者も多い、そんな彼らにとって蝶屋敷は心を安めるための大切な場所である。

蝶屋敷は孤児たちが安心を得るための場所

蝶屋敷で生活を送る者たちは親や身寄りがなく胡蝶しのぶもまた両親と姉を鬼に殺されている。

栗花落カナヲは幼いとき、奴隷(どれい)商人に連れられていたところを街で偶然出会った胡蝶カナエとしのぶに買い取られる。

神崎アオイも家族を鬼に殺され鬼殺隊士になった。
だが鬼への恐怖心を克服できず任務を断念して蝶屋敷で働いている。

また【寺内きよ・中原すみ・高田なほ】の三人娘も鬼に家族を殺されしのぶに引き取られる。

孤児である炭治郎・善逸・伊之助も任務を終えると帰還先として蝶屋敷を訪れ養生していた。

蝶屋敷の人々

[蝶屋敷イメージ]
出典 https://gipsypapa.exblog.jp

蝶屋敷の当主である胡蝶カナエ・胡蝶しのぶ・栗花落カナヲを紹介します。

さらに蝶屋敷で治療や訓練に従事する神崎アオイと寺内きよ・中原すみ・高田なほについてもお伝えしますね！

蝶屋敷の当主、胡蝶カナエについて

[花柱 胡蝶カナエ]
出典 鬼滅の刃公式

胡蝶カナエは胡蝶しのぶの姉で蝶屋敷の先代当主。

17歳のとき、上弦の弐(2)の鬼である童磨(どうま)との闘いで命を落とした。

生前は鬼殺隊士。階級は柱であり花柱だった。

【『花柱』とは、『花の呼吸』という剣技の流派と『柱』という鬼殺隊最高の階級である柱を表している】

蝶屋敷の当主、胡蝶しのぶについて

[蟲柱 胡蝶しのぶ]
出典 鬼滅の刃公式

胡蝶しのぶは鬼殺隊士。階級は柱であり蟲(むし)柱。

【『蟲柱』とは、『蟲の呼吸』という剣技の流派と『柱』という鬼殺隊最高の階級である柱を表している】

胡蝶しのぶはカナエの死後、14歳で蝶屋敷を受け継ぎ当主となる。

両親の仇を討つために姉と共に鬼殺隊士となったが姉 カナエが上弦の弐　童磨(どうま)に殺され強い復讐心を持つ

もとは感情的で甘えるのが得意な性格だったが愛する者が殺されたことへの強い怒りと憎しみが感情を出さない性格へと変えていった

とても容姿が美しく体格はとても小柄。

身長は151cmで体重は37kg。

非力で鬼の首を斬り落とすことが出来ないので毒針のような性能をもつ日輪刀を鬼の体に突き刺して藤の花の毒を流し込むことで討伐(とうばつ)する。

胡蝶しのぶの継子とは？

胡蝶しのぶは継子(弟子)をとって鬼殺隊士を育成するという役割も担っている。

何人もの継子を育てるも鬼に殺された。

しのぶの継子はすべて女性であり最後の継子は栗花落カナヲだった。

街のなかで奴隷商人に連れられる幼いカナヲを姉カナエと共に偶然見つけ買い取ると妹のように育てた。【カナヲを救出したこの日は5月19日で栗花落カナヲの誕生日になった】

しのぶはカナヲを鬼殺隊士にするつもりはなかったがカナヲは姉のカナエの花の呼吸を真似して覚え自分の意思で最終選別に参加して合格する

しのぶは仕方なく鬼殺隊士となったカナヲを継子にして強い剣士に導くことになった。

蝶屋敷の当主、栗花落カナヲについて

[栗花落カナヲ]
出典 鬼滅の刃公式

栗花落(つゆり)カナヲは鬼殺隊士であり剣技の流派は花の呼吸を使う。

貧しい家に生まれ両親と数人の兄弟と暮らしていたが両親は叩き殺してしまうほど子供たちに暴力を振るいカナヲも虐待を受けて心に深い傷を負い感性を失ってしまいます。

街で奴隷商人に連れられているところを胡蝶姉妹に買い取られ妹のように愛されて育ちますが傷ついた過去の記憶によってうまく気持ちを表現することができません。

胡蝶カナエの形見の髪飾りをつけ胡蝶しのぶを師範と呼んでいるんですよ。

いずれ胡蝶しのぶから蝶屋敷を引き継ぐことになります。

炭治郎・善逸・伊之助・不死川玄弥(しなずがわ げんや)と同期です。

【伊之助は最終選別編に登場していませんが試験を受けて合格しています。試験当日は誰よりも早く藤襲山(ふじかさねやま)に入山し試験が終わった7日後には誰よりも早く下山したのです】

蝶屋敷で医療や訓練に従事する神崎アオイ

[神崎アオイ]
出典 鬼滅の刃公式

神崎アオイは鬼殺隊士であり入隊した理由は家族を鬼に殺されたから。

運良く最終選別に合格するが鬼への恐怖心を克服できずに討伐任務を諦(あきら)める。

治療所の看護師として訓練所では指導員として蝶屋敷で働き鬼殺隊を助ける。

寺内きよ

[寺内きよ・中原すみ・高田なほ]
出典 鬼滅の刃公式

家族を鬼に殺されて胡蝶しのぶに引き取られた10歳くらいの少女で治療所の看護師として、訓練所では指導員として蝶屋敷で医療や訓練に従事する。

桃色の帯と蝶の髪飾り、そしておかっぱの髪型が特徴

中原すみ

家族を鬼に殺されて胡蝶しのぶに引き取られた10歳くらいの少女で治療所の看護師として、訓練所では指導員として蝶屋敷で医療や訓練に従事する。

水色の帯と蝶の髪飾り、そして二つ結びの髪型が特徴

高田なほ

家族を鬼に殺されて胡蝶しのぶに引き取られた10歳くらいの少女で治療所の看護師として、訓練所では指導員として蝶屋敷で医療や訓練に従事する。

緑色の帯と蝶の髪飾り、そして三つ編みの髪型が特徴

蝶屋敷のモデル 博物館明治村　日本赤十字社中央病院病棟とは？

出典 博物館明治村 日本赤十字社中央病院病棟:レトロな建物を訪ねて

日本赤十字社中央病院病棟は博物館明治村の展示物。

蝶屋敷のモデルになってると言われているのは建物の造り方がとても似ているから。

博物館明治村は明治時代(1890年頃)の建造物を保存していて史料も数多く管理している。

日本文化の発展に寄与することを目的とした施設。

鬼殺隊士にとってなくてはならない場所、それが蝶屋敷です。

歴代の柱によって受け継がれてきた慈愛の象徴とも言える蝶屋敷は美しい胡蝶姉妹によってさらに暖かい光で照らされているようですね。

まとめ

胡蝶カナエ・胡蝶しのぶ・花落カナヲという美しい女性たちによって継承されていく蝶屋敷を紹介しました！

蝶屋敷は鬼滅の刃にとって重要な施設ですよね！

これからも鬼殺隊士の還(かえ)る大切な場所としてあり続けることでしょう。